ご報告

ご報告

インスタグラムの投稿ではお伝え出来なかった
病気と治療のことをつづっていきたいと思います。


ポジティブな内容ではないからSNSでお伝えすることは避けましたが
もしかしたらおんなじことで悩んでいるこがいるかも、と思って書いておくことにしました。

たぶん私のなかにあるもやっとしたものを吐き出しておきたい気持ちもあるのかもしれない。


ごーちゃん(ごま)は8月に腸に腫瘍が出来て手術をしました。
すごく大変な手術を乗り越えて元気になったけど、
悪性リンパ腫と診断されて抗がん剤治療をすすめられました。


それから4ヵ月間抗がん剤治療を頑張ってきましたが
ごーちゃんは11/22に息を引き取りました。


亡くなった原因は
抗がん剤による影響が強く出すぎたためです。
投与の翌々日に副作用(吐き気、下痢)が出てしまったため、診察をうけに行きました。
その際、好中球(白血球)の値がかなり下がっており、抗生物質などの注射をしましたが
その夜亡くなりました。

腫瘍科の先生も初めての出来事だとおっしゃっておられました。




抗がん剤治療をはじめるにあたって説明をされていたのは
「抗がん剤が原因で死亡することは1%未満でほとんどいないから心配しなくて大丈夫」ということでした。

しかもこのお薬は投与が3回目。
1~2回目はほとんど副作用も出なくていつもどおり過ごせていたから3回目も心配はしていませんでした。

亡くなる前日まで元気で過ごしていました。
ごはんもたくさん食べて、お散歩もたくさんしました。いっぱいおもちゃでも遊んでいました。

 

なのに
ごーちゃんは亡くなってしまいました。

抗がん剤って打つほど身体に蓄積していくのかな。
ごーちゃんはきっと抗がん剤のお薬を受け止めれる体質、体力、免疫力がない子だったんだと思います。
もっと早く気づいてあげれていればよかったです。


治療の途中、お薬が合わず副作用を起こしたり、元気がなかったりすることがたまにあり、何度もやめたいと感じていました。

でもやめる勇気がなく、決断が出来ずこのような事態を招いてしまいました。
今は喪失感と後悔でいっぱいです。


抗がん剤治療を否定する気はないです。
それで良くなる子もいるからこそ、病院でも薦める治療法なのだろうし。
でもごーちゃんは違った。
1%の中にはいってしまったのがごーちゃんだったんだと思います。

寿命を全うさせてあげれなかった後悔と気付いてあげれなかったくやしさ、勇気の無さに対する自己嫌悪、喪失感でいっぱいです。

ただただまたごーちゃんに会いたいです。
恋しくて恋しくてたまりません。


もう、柔軟剤やルームディフューザーをつかってもいいんだ、とか
もう朝5時に起きなくていいんだ、とか
もう、床の上にいろんなものおいても心配ないんだな、とか

生活のルーティーンがすべてかわって、きっと楽になることは増えるけど
ごーちゃんがいないことに比べたらちいさすぎるなぁって

 

 

いないことが寂しくて寂しくて。



いまはひとりでたくさんの時間を過ごしていかないと元気にならないような気がします。
ひたすらひたすら時間が過ぎるのを待つだけです。

BULLMEEも続けていくかは今はまだわかりません。

ただ、また元気になったら戻ってきます。
もしもまた、かわいいものを作りたくなったら戻ってきますね。

それまで。

BULLMEE店主

 

 

 

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